どんなピザが来るかな〜

これは私がアメリカに来て1ヶ月目頃の話。

私はその頃学生寮に住んでて、そこには色んな留学生が住んでたことは School の中に書いたけど、ある日、その留学生達の一人が「ピザ食べたい」などどのたまった。そこには私を含めて六人くらいの日本人、韓国人、インドネシア人などがいた。私は当然食べたいってゆったもんがオーダーすると思とってんけど、なんと、食べたいってゆった本人は電話でオーダーすんのいややとゆう。ほな誰が電話すんねん???

なんで私が電話するはめになったんかはよう覚えてへんねんけど、なんか私が電話して注文することになった。なんや、ピザ頼むぐらい簡単やん、とかゆわんといてや〜。メニューも持ってへんかったから、電話帳見て一番近そうなピザ屋に電話することになった。

しどろもどろ、ピザのデリバリーを頼みたいんですけど、とゆうようなことをゆった。これは通じた。ホッ。でも地獄はこの先にあった。最初はピザのサイズを聞かれた。どれそれのサイズは何インチとか説明してくれたけど、ようわからんからミディアムにした。そしたら今度は "Would you like thin crest or deep dish?" とか聞かれて、なんのこっちゃ??? 意味わからん。 (ようは薄いピザか分厚いのかってゆうだけやねんけど。) 全然聞きとれんかったし、何のことかもわからんかったから、後のやつって答えた。で、次はトッピンッグ。相手の人に何があるかゆってもらって、聞きとれたやつにそれ、ってゆって、3こ位選んだ。住所と電話ゆって、以上。じゃあ、20分後にとのこと。

あ〜、めっちゃ緊張した。

電話切ったら、皆に何頼んだん? って聞かれたから、来てからのお楽しみ! って。単に自分でも何頼んだんかわからんかっただけやねんけど。

届いたピザはdeep dishにソーセージとマッシュルームとベーコンがのったやつで、かなり小さかった。結局それだけじゃ足りんくて、後で皆でガソリンスタンドにあるコンビニへ食料品を買いに行くはめになった。

今となっては皆の笑い種やけど、あの頃はこのせいで電話恐怖症になったし、長いことピザ頼むん恐くて出来んかった。うちのスパルタ先生は(うちの旦那。詳しくは "最初の数ケ月"参照。) そんなこと容赦なく私にピザの注文の電話、かけさせたけど...