AOL worker arrested in spam scheme
AOL worker arrested in spam schemeより
AOLのSEが顧客のリストに不正にアクセスし、それを他社に転売したことで逮捕されたという記事。
そのリストには9200万人にも上る顧客が含まれていたという。
AOLはリストの中にクレジットカード番号は入ってない、としているが、私がAOLのユーザーだったら、やめるだろうな、と思った。
誘惑にかられる気持ちもわからなくはないけれど、
見つからずに逃げ切れると思うのもバカじゃないかと。
だって犯罪を犯した後もその職場にいるわけで、
まだハッカーの方がそういう意味では理解できるような気がする。
私も同じような職についていて、
今コンサルタントとして政府のある機関のために働いている。
色々外に漏らしてはいけない情報に手をつけることも可能なポジションなので、
かなりバックグラウンドチェックされた。
変な質問もされたしね。
ドラッグテストも受けたし、
指紋の捺印もさせられたし、
事故歴なんかも全部調べられた。
でも守るべき情報を持つ立場ならそれ位して当然だと私は思う。
短大でFinancial Aid Officeで働いていたことがある。
名前さえわかれば学生の情報全てにアクセスすることが出来た。
住所、電話番号、成績、そしてここでは一番大切なSSNにも。
でも私は簡単に雇われたし、
もちろんここでアクセスする情報は他言無用、とは言われたけど、
それだけ。
私の行ってた短大はマイノリティー75%、
100%のFinancial Aidを受けて学校に通う学生の率も非常に高く
あまりガラのいい学校ではなかった。
もっと色々調べるべきじゃないかなぁ。
そのとき思った。
でも案外簡単にそういう情報を手にすることができる職につける場合があるのも事実。
世の中には信用できないやつらが沢山いる。
一番いいのは誰にも何も教えないことだろうけど、
クレジットカードの番号やSSNを人や会社に教えることを避けられない場合も多い。
消費者として自分を守るためには何が出来るだろう?
これはアメリカ在住者にしか当てはまりませんが、
一番手っ取り早く確実なのは、よく言われることですが、
定期的にクレジットヒストリーを調べること、に尽きると思います。