長距離電話会社の落とし穴

アメリカには、Local Phone CompanyとLong Distance Phone Companyがある。 Local Phone Companyは大抵、市内通話と、州内の市外通話を扱う会社で、 Long Distance Phone Companyは州外への通話と海外への通話を扱う。

Local Phone Companyは州や地域によって違うけど、一般的にはその地域ごとに会社は決まってて、選択の余地はない。でも、大抵はある一定の基本料金を払えば、市内電話は掛け放題。だからインターネットもしやすいし、日本よりもネットの普及率が高いのもそのせいや思う。

Long Distance Phone Companyは色々あって、使う人が自分で好きな会社を選んで契約する。会社によって通話料が違ったりもするし、特定の国への通話料がある会社の方が安いけど、違う国に掛けるのはほかの会社の方が安いというケースが多い。Long Distance Phone Companyは大小含めて沢山あるけど、大手はAT&T、MCI、Sprintの三社。私はどの会社も使った。で、どの会社からも騙されそうになったことがある。

日本人の名字のままで、電話帳に載せてると、色んな長距離電話会社の日本人のセールス・パーソンから電話がかかってきたりする。大抵の場合は、まず日本に月にどれくらい電話するか、ってゆう質問に始まり、どこの会社を今使ってるか、一分につき幾ら払ってるか等を聞かれる。で、うちの会社はもっと安いということをアピールして、会社の変更を求めてくる。たまに、今変えたら、$50とか$100のチェックあげるから、なんてのもある。

勿論、貧乏学生やった数年前の私はそうゆう話がある度に、電話会社を変えてた。でも落とし穴はここにある!!!

次の月になって、電話の請求書がきて、よく見てみると、話が違う、なんてことは日常茶飯事。約束の額より高いレートで請求されてたりすることはざらやった。すぐに苦情の電話かけんと、しらばっくれられたりもする。

そういうことが数回あって、それ以来私は長距離電話の請求書がきたら一つずつチェックするようになった。(誰も信用できへんこの悲しい社会) もし、多めに請求がきたら、まず電話して、話が違うっていうことを伝える。この時、かなり強く出た方がいい。私は最初にそうゆう話がきたら、必ず相手の人のフルネームを聞くようにしてる。その方が、何かあって、苦情を言う時に言いやすいから。あと日付も覚えてて損はないと思う。

大手なら日本語のカスタマー・サービスがあると思う。英語ではやりにくいってゆう人は"Do you have any Japanese representitives?" って聞いてみたらいいと思う。私は英語の方が強くて攻撃的な人になるから、 (はい、二重人格です。) 日本語の方は敢えて使ってへんねんけど。

アメリカでは黙ってると漬け込まれる。言ったもん勝ち。悲しいけど、これは事実やと思う。皆さん、騙されないようにお互い頑張りましょう!