ある日の夢

登場人物は昔の彼氏Aと私。
お互いに独身。
*夢やから現実とは違ってる部分あり(笑)

私は大阪。
Aは東京に住んでいる。
ある日Aが大阪に戻って来る。
仕事辞めた。
夢がある。
実はパイロットになりたい、と。
学校に行くことになる。
何故か私は夢を追いかけるAと一緒になって、
Aを支え、Aの夢を一緒に追いかける女になっているという寸法。

これって実は私の隠れた願望なんやろか、と
しばし悩んでみた。

夢を追いかけるAを支える女って言うのは
私がなれなかったもの。
ならなかったもの。

私が日本を離れた時
Aは音楽家を目指していた。
大学を中退したのは付き合ってた頃だった。

私はAよりも、Aの夢よりも、自分の夢を取って、
アメリカに来た。

それに関しては全然後悔はないし、
今の現状に満足してへん訳でもない。

友達曰く、昔の彼氏とかの夢を見るっていうのは
もうその人のこと、自分の中でカタついてる、ってことらしい。

未練はないなぁ〜。
たまーにどうしてるかなぁ、って思うし、
もっと何年も経って、
お互い幸せに暮らしてて、
そしたら一緒にお酒でも飲みながら、
それまでのこと話したいなぁ、って思うような相手ではあるけど。

でも一つ解せへんのは
登場人物は私とAだけっていう夢やったのに、
Aの顔を夢の中で見た気がせんのよね...。