Changeling


Changeling


クリント・イーストウッド監督
アンジェリーナ・ジョリー主演の映画、Changeling。


日本ではまだ公開されてないかもしれんけど・・・


ミスティック・リバーミリオンダラー・ベイビーにも似たようなトーンの映画。
たくさんの悲しみが漂う、人間ドラマ。


母の強さをまざまざと痛感させられる。
組織の汚さを暴き出す。


さすがクリント。
彼の監督する映画はいつも悲しい。
でも人間味に溢れている。
アンジェリーナの演技力が光る一作でした。


一番痛いと感じたのは
(ちょいネタばれありなので、これから見ようと思ってる人は
ここから先は読まないほうがいいかも・・・)



土曜日にウォルターを映画に連れて行く約束をしていたのに
急に仕事を病欠した人の穴埋めをしないといけなくなったクリスティン。
明日は必ず行くからね、と約束して
がっくりして、そして少し怒った様子のウォルターを残して
後ろ髪引かれながら仕事へ行く。
そして帰って来たら・・・


そういうことは誰にでも起こりうるのかもしれない。
誘拐とか人攫いだけじゃなく、
事故に遭ったり、
別の理由で
今日の朝見送った人ともう会えないことだってあるかもしれない。


これが最後かもしれない、なんて
そういう考え方は悲しいけれど、
やっぱり後悔はしないように
ケンカ別れしたままバイバイしたり、
そういう状況は避けたいな、としみじみ。


そう言えば夫、嫁映画マラソンみたいになってるなぁ(笑)