私のおじいちゃん

私がJamesから98年のバレンタインデーの日にプロポーズされたことは、 プロポーズに書いたけど、その五日後の2月19日の早朝に、私のおじいちゃんが亡くなったと母から電話が入った。

今でも早朝の電話にはビクッとする。(それ以来の早朝の電話は今のところ間違い電話だけで、ほんまやったらムカつくとこやけど、いつもホッとする。)

すごい悲しかった。おじいちゃんにも、私の旦那さんになる人に、会ってもらいたかった。もっともっと元気で長生きして欲しかった。急なことで、私はお葬式にも出られなかった。

私はその時すごい泣いた。今でもこれ書きながら、ちょっと泣きそうになってる。でもその時Jamesは、人は皆いつか死んでしまうし、それは避けられへんこと。でも大事なんは、その人のことちゃんと覚えといてあげること。そしたらその人は、絵美(私)の心の中で生き続けるから。とゆうようなことを言った。悲しかったけど、その言葉に救われた。

ついこの間、元旦の日の夜に、私は夢を見た。うちの家族と親戚は、毎年元旦に恒例の初詣に行くんやけど、その夢。今年は正月ここで迎えたけど、夢のなかで私とJamesは、大阪にいて、皆と一緒に初詣に行ってた。そこには、おじいちゃんもいた。おじいちゃんも元気で、車椅子なしで、自分で歩いてた。皆、楽しそうで、幸せそうやった。私も幸せやった。 Jamesはたどたどしい日本語でおじいちゃんと話てて、私にいい人に会えてよかったね、ってゆってくれた。

私の願望が私のこんな夢を見させたんかもしれんけど、私はおじいちゃんが亡くなったときにJamesがゆってくれたことを信じたい。おじいちゃんは私の心の中で、今も生きてるって。

おじいちゃん、私は海の向こうで、Jamesと幸せにやってます。だから、いつも空の向こうで私達を見守ってて下さい。