波に乗り損ねた私

あ〜ん、あ〜ん、仕事が進まな〜い。



ビジネスロジックをプログラムに組み込んで行く作業。

仕様書を立てた際、私はまだこの会社にいなかったのですが、

QAが始まり、いくつか仕様書に誤りがあることが発覚。

そのうちの一つが私のお膝の上にどっさり乗せられ、

仕様書の書き直し+コードの書き直し作業をしています。




現在、私達が開発に当たっているシステムの現行は

メインフレームのプログラムで、

その詳しい内容について知る人間はおらず(定年退職した方ばかり)

そして説明書の類も殆ど残されていない。

アウトプットからロジックを拾い出す作業、

そしてその拾い出したロジックを仕様書として書き出して

クライアントからOKをもらう、又は変更箇所を指摘してもらう。



膨大な量のアウトプットとにらめっこしながら、

試行錯誤でビジネスロジックを拾い上げ、

書面にし、クライアントに提出し、

またアウトプットを見てみると、

書面に含まれていないロジックを見つける。

その繰り返し。



今日の午後、これや! これで全部の筋が通る!と嬉々として

クライアントの担当者のところへ行くと…



今日は彼、休みよ。



だとさ。



このある特定の人間一人しかある特定のことをわかっていない、という状況。

この世界では多々ある出来事だが、

ほんとにこれっていただけない。



だってその人が辞めてしまったら、

ほかにそれについて知る人がいなくなるってことじゃないですか。



明日その人が出てくるまで確認が取れない事項があるので、

私の作業はそこで止まってしまう。

せっかく、これや!と、波に乗れそうな勢いだったので、

出鼻をくじかれひゅるひゅるひゅる〜としぼんでいく風船のような気分よ。

悔しい〜。

そして私の期日は金曜日。

あぁぁぁ〜。

現実は厳しい。

そして締め切りは待ってはくれない。

続きは明日まで保留。

明日、明後日でほんとに上がるのだろうか…。

いや、上げるしかないでしょ。

は〜っ(大きく溜息)