The Talented Mr. Ripley

リプリー



最近マット・デイモンの映画がちょっとしたブーム。

ボーン・スプレマシーに続き、今度はこの映画を…。

邦題は「リプリー」。



この映画は相方が通っているカウンセリング

カップル・セラピーとは別口)の先生に

私が一度呼ばれてセッションに参加したときに

一度観てみて、と言われていた映画。



この先少々ネタバレあり。






簡単なあらすじはこんな感じ。



トム(マット・デイモン)はディッキー(ジュード・ロウ)の父親に

1000ドルでイタリアにいる息子(ディッキー)を

アメリカに連れ戻すよう依頼する。

ディッキーの父親はお金持ち。

トムの特技は人の物まね、人のサインを真似すること。

ディッキーに抱く憧れ、うらやみ、妬み、恋愛的感情。

トムとディッキー、そしてディッキーの婚約者のマージ

(グェネス・パルトロー(カタカナ表示、これであってるんかな?))

3人の奇妙な同居生活が始まる。



ディッキーを名乗り何人かの人に出会い、

その秘密を守るために犯罪を犯す。

ディッキーに拒否されたトムはディッキーを殺害してしまう。



最後は誰もトムのことを疑うことなく、

無罪放免となる。

唯一トムの本性を悟っていたのはマージだった…。



マット・デイモン、飛び抜けてハンサムではないけれど、

彼の演技力はすごいと思う。

いくつかの映画を観て、本当にそう思った。



トムは誰かに本当の自分を知ってもらいたかったんだと思う。

でもそれを知られるわけにはいかない。

夜毎に見る悪夢。

これからもトムは苦しみ続けるのだろう…。



本当の自分って?

そんなことをほんの少し考えさせられる映画だった。