日本人女性会のレクチャー

ブルックラインの学校給食のディレクターをされているソニア・エルダーさんが今回のゲスト。
とても興味深いトピックにも関わらずあまり人数が集まらず、
メンバーの一人Kさんがうちでどうぞ、と言って下さったので、
Kさんの自宅で10人弱のこじんまりしたアットホームな集まりになった。


ソニアさんは栄養学のPh Dを持っておられて、
まず学校給食のディレクターで博士号を持ってるのは割と稀で、
栄養学のディグリーを持たず(レストランで調理経験のある人やビジネスディグリーを所持の方など)
こういう職についているケースも珍しくないそうで
ってことは栄養バランスやカロリー計算など関係なくプランされている学校給食も多々あるってことやんなぁ?
かなりびっくり。


ブルックラインの学校はかなり恵まれていると思う。
各学校にキッチンを備えていて、
できる限り、調理済みのものを仕入れるのを避けて
手作りのものを提供するように動いていってるそう。
例えばチリとかピザとかも出来合いのものを仕入れるのではなく
ちゃんとスクラッチから作っているそう。
後、フレイバード・ミルク(チョコレートなど味つきの牛乳)は出してないそうです。


それが可能なのはブルックラインだから、という気もする。
(結構高級住宅地で、私みたいな庶民が住みたくても家が高すぎて無理!
ボストンで一番最初に住んだアパートがブルックラインでした。)


日本と違って、アメリカでは学校給食を食べる、食べないの選択は自由です。
毎日お弁当でもいいし、毎日給食でもいいし、時々給食、なども可能です。


そしてブルックラインという土地柄でしょうか、
無料又は割引ランチ(低所得の人が受けられる福祉の一つ)の人も少なく、
学校で給食を食べてる人の割合も40%とかでかなり少ないらしい。
(ボストンでは無料又は割引ランチの人が多く、そういう人はほぼ必ず学校給食を食べるので
学校給食利用率が80%など、かなり高いそう)


たまに地元では割と知られたシェフを呼んだりなんかもするそうで、ちょっと羨ましかったりする(笑)



とってもいいお話を聞かせていただきました。
ソニアさん、ありがとうございました。
そしてソニアさんを紹介して下さったIさん、Mさん、ありがとうございました。



しめは持ち寄りのポットラックで。

私はあさり(缶詰)入りのかやくご飯を持って行きました。
いつもながらにおいしいものばかりで、またしても食べすぎました(涙)。